Granma, Farewell.
30 11 08 - 22:23 昼の二時前に電話で起こされた、母からだった。
ばーちゃんの家が火事になって死んだという。
聞けばニュースにもなっているという、
たしかにネットで叩くと火災のニュースとばーちゃんの名前が出ていた。
普段はまるで他人事のようなゴシップも自分の身内の事なのに
自分に当てはまらない、実感がわかない。
親父に電話する、
ばーちゃんは親父の妹夫婦と暮らしている、
妹が心配だからすぐに行ってくれと言われ
すぐにばーちゃんの住む家に向かった。
まずは妹夫婦のとこの前にすぐさま
火事になったばーちゃんの家に向かった、
玄関の周りには焼けこげた家財道具が散逸してた、
真っ黒に焼けこげた表札、燃え残った布団を見ながら
30分くらいぼーっとした、頭の中が?でいっぱいになった。
なんとも説明の出来ない心境、
以前のクリス事件の時の綾ちゃんの言ってた
悲しいとも怒りとも言えない心境ってのがちょっとわかった気がした。
表に置かれていた燃え残った家財道具の中から
ばーちゃんの部屋の鍵を見つけた、
真っ黒にすすけた鍵、虎のキーホルダーが付いていて
手に取るとそれに付いている鈴がチリンチリンと鳴った、
やけに寂しすぎる音に胸がギュッとなった。
どうしてこうもいろんな物が無くなって行くのだろう?
だんだんちょっとキツくなって来るよね、精神的に。
それでも自分の都合とは全く関係なしに明日はやってくる。
ばいばい、ばーちゃん、
鍵は形見代わりに貰っておくよ。

author Haya
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